事業・活動
名称 ふれあい弁当
市町村名 上関町
実施主体 上関中学校
内容 上関中学校では、地域に根ざしたふれあい活動の1つとして、年に1度、町内の高齢者と会食し、ふれあいのひと時を過ごす「ふれあい弁当」を実施している。高齢者とのふれあい、交流の場作り、高齢者に対する感謝や尊敬の気持ちから、他人に対する思いやりを育てるきっかけ作りを行う。
活動区分
福祉教育
対象
実施範囲・エリア
市町の全域
地区・校区単位
対象者
高齢者
対象者の詳細
運営体制
運営に関わっている
人・機関・団体
上関小・中学校、教職員、児童・生徒、ボランティア、高齢者
担っている役割 企画、企画・実施、会場、参加・ふれあい
財源
行政の補助
その他
取り組んだきっかけ
この活動は高齢者とふれあい、交流する機会を設けたものである。高齢者から昔話などを聞いて、故郷に対する理解を深め、思いやりのある人間関係形成の基盤とするため、また、空缶回収による収益を福祉に役立てたい、労働生産学習で作った野菜を地域の方に食べていただきたい、高齢・核家族化が進み、高齢者とのふれあいの場を作るといったことから取組みました。
立ち上げる際の準備・苦労したことなど
始めた当初は(平成6年)、生徒が弁当を作っていたが、食中毒対策などの衛生管理が困難であった。また、生徒から高齢者世帯へ直接訪問をしていたが、現在では、集会所に高齢者と集まり、その準備を、ボランティアとともに実施する。
効果・今後の展望
学校行事として始められたふれあい弁当であるが、総合的な学習として単元を作り、体験学習の1つとして実施している。ただ単に地域の人とふれあうことを楽しむだけでなく、地域にあるさまざまな課題に目を向けたり、福祉について考えたり、少子高齢化が進む社会について考えたりする機会としたいと考えている。
地域福祉活動実践事例データベースのトップへ戻る